先週、この時期に初めて桜が咲いている光景を見て驚きました。
調べてみると、原因は二つあるようです。
一つは、桜の勘違い。
台風など何らかの要因で落葉が早まり、花の成長を抑える植物ホルモンの働きが弱ったことにより、気温の変化を感じ、
春が来たと思ってしまうようです。
もう一つは、先祖返り。
桜のルーツは、ネパール地方の秋に咲く「ヒマラヤザクラ」。
亜熱帯の一年を通して穏やかな気候から移動し、日本の春夏秋冬と変化する気候を乗り越えるために
冬に休眠し、春に花を咲かせる性質へと進化していったようです。
こんな風に桜も色々な変化を察知して、がんばっているのですね。